こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
・相乗り出品者がいないのにカートボックスがとれていない⋯
・相乗り出品者も含めてカートボックスを取っている出品者がいない⋯
といった事態に遭遇していませんか?
カートボックスの獲得はAmazonでの売上を左右する重要なポイントです。
カートボックスが獲得できていないとAmazonユーザーにとっては買い物がしにくくなり、出品者にとっては「販売個数・売上」に大きく影響が出てしまいます。
獲得できていない理由はいくつかありますが、その中のひとつとして「製品コードを登録していることが一因」である可能性があります。
今回は、出品者の多大な機会損失を起こしかねない『カートボックス非表示』の事象と要因、対策方法について【製品コード登録商品編】を解説いたします!
今回は、【前編】として、カートボックスの表示と非表示、製品コードが登録されていることによるカートボックス喪失の要因についてです!
【後編】につきましては、競争力のある価格設定への対策について解説いたしますので、下記を併せてご覧ください。
カートボックスの表示と非表示
カートボックスを理解することは、Amazonで売上を上げていくために必須の知識です。
なぜなら、カートボックスが獲得できない=売上が上がらないことに直結と言えるからです。
カートボックスが表示されている商品ページ
「カートボックスが表示されている」とは、どういう状態なのでしょうか?
結論といたしましては、Amazonで出品している商品ページの右側に【下図の赤枠内】の表示があればカートボックスが表示されている状態です。
ほとんどのユーザー(お客様)はカートボックスを獲得している「販売元(出品者)」から商品を購入される傾向が圧倒的に高く、「カートボックスを獲得することが売上を上げるための前提条件」といっても過言ではないでしょう。
この状態であれば、相乗り出品者の影響によりカートボックスが他の出品者に取られてしまうことはあっても、大幅な値上げの実施など大きな変更がない限りカートボックスそのものが消えてしまうことは基本的にありません。
カートボックスが表示されていない商品ページ
逆に「カートボックスが表示されていない」状態では、商品ページの右側にカートボックス画面が存在せず、代わりに下図のように「すべての商品を見る」というボタンが表示されます。
この状態の場合はカートボックスが表示されているページと異なり、お客様は出品元一覧から購入先を選択することになります。(手順は下記①→②)
お客様であるユーザーにとってわかりにくい仕様となるため、高い確率で販売機会が失われてしまいます。
①「すべての出品を見る」
②「すべての出品を見る」クリック後の出品元一覧
「すべての出品を見る」をクリックすると画面上部に「おすすめ出品」の要件を満たす出品はありません。という表記が確認できます。
カートボックス非表示の改善にはこの「おすすめ出品の要件」を満たす必要があります。
製品コードが登録されていることによるカートボックス喪失の要因
それでは、今回の本題である「製品コード登録」によるカートボックス喪失について解説をしていきます。
製品コードが登録されていることによりカートボックスが喪失する要因は「競争力のある価格を設定する」という部分が関係してきます。
Amazonでは、Amazonサイト内だけでなく、他のECサイト・ECモールも含めた商品価格をシステム検知するような仕様があります。
競争力のある価格とは
競争力のある価格とは、Amazon以外の大手小売サイトと比較した商品の最低価格です。
Amazonストア内の他の出品者の価格は含まれません。
競争力のある価格とみなされるには、販売価格+配送料を競争力のある価格以下に設定する必要があります。
すなわち、Amazonで販売するうえでAmazon以外の大手小売サイトの販売価格よりも低く設定する必要があるということになります。
Amazon以外の大手小売サイトとは「楽天、Yahoo、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ」などの他、製品コードで検索をかけた際に検索結果に表示される同一商品の全てが対象と思われます。
上記より、例えばAmazon内で¥1,000が最安出品である商品が他ECサイトで¥900で出品されていた場合は、他サイトの方が最安となるためAmazon内でカートが表示されない状態となってしまう可能性があるということです。
そのため、「Amazon商品ページ内の製品コード登録有無」と「他サイトでの出品状況」がAmazonのカートボックス取得における重要ポイントと言えます。
製品コードを利用した他ECサイト出品状況の確認方法
Amazonサイト上で製品コードを確認いただけたら、次はAmazon以外の他ECサイトでの出品状況を確認します。
こちらはシンプルに該当の製品コードをGoogleなどの検索エンジンで検索することで確認可能です。
楽天やアスクル、Yahoo、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどにも出品されている場合も価格が検知されている可能性があります。
また、1社のみで販売している場合は各サイトの価格統制が容易と思われますが、卸先や転売業者の出品がある場合には各社に価格設定を見直していただく必要があるため注意が必要です。
(最新)その他の要因
これまでは製品コード登録を原因としたカートボックス非表示の事象について解説いたしましたが、Amazonのシステムは日々更新されております。
最近では異なる製品コードであっても、近しいタイトル(商品名)であることを理由に同一商品であるとシステムが判断した結果、他サイトの商品とAmazonで出品している商品が紐付けられていたケースもあったと弊社コンサルタントより報告が挙がっております。
例)「Amazon限定サンプルセット商品A」と「他ECサイトで出品しているサンプル無し商品B」が紐づけられてしまうなど。
こちらはAmazonから公表されている情報ではありませんが、タイトルの使い回しなどは極力されないことをおすすめいたします。
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
・相乗り出品者がいないのにカートボックスがとれていない⋯
・相乗り出品者も含めてカートボックスを取っている出品者がいない⋯
といった事態に遭遇していませんか?
カートボックスの獲得はAmazonでの売上を左右する重要なポイントです。
カートボックスが獲得できていないとAmazonユーザーにとっては買い物がしにくくなり、出品者にとっては「販売個数・売上」に大きく影響が出てしまいます。
獲得できていない理由はいくつかありますが、その中のひとつとして「製品コードを登録していることが一因」である可能性があります。
今回は、出品者の多大な機会損失を起こしかねない『カートボックス非表示』の事象と要因、対策方法について【製品コード登録商品編】を解説いたします!
今回は、【前編】として、カートボックスの表示と非表示、製品コードが登録されていることによるカートボックス喪失の要因についてです!
【後編】につきましては、競争力のある価格設定への対策について解説いたしますので、下記を併せてご覧ください。
カートボックスの表示と非表示
カートボックスを理解することは、Amazonで売上を上げていくために必須の知識です。
なぜなら、カートボックスが獲得できない=売上が上がらないことに直結と言えるからです。
カートボックスが表示されている商品ページ
「カートボックスが表示されている」とは、どういう状態なのでしょうか?
結論といたしましては、Amazonで出品している商品ページの右側に【下図の赤枠内】の表示があればカートボックスが表示されている状態です。
ほとんどのユーザー(お客様)はカートボックスを獲得している「販売元(出品者)」から商品を購入される傾向が圧倒的に高く、「カートボックスを獲得することが売上を上げるための前提条件」といっても過言ではないでしょう。
この状態であれば、相乗り出品者の影響によりカートボックスが他の出品者に取られてしまうことはあっても、大幅な値上げの実施など大きな変更がない限りカートボックスそのものが消えてしまうことは基本的にありません。
カートボックスが表示されていない商品ページ
逆に「カートボックスが表示されていない」状態では、商品ページの右側にカートボックス画面が存在せず、代わりに下図のように「すべての商品を見る」というボタンが表示されます。
この状態の場合はカートボックスが表示されているページと異なり、お客様は出品元一覧から購入先を選択することになります。(手順は下記①→②)
お客様であるユーザーにとってわかりにくい仕様となるため、高い確率で販売機会が失われてしまいます。
①「すべての出品を見る」
②「すべての出品を見る」クリック後の出品元一覧
「すべての出品を見る」をクリックすると画面上部に「おすすめ出品」の要件を満たす出品はありません。という表記が確認できます。
カートボックス非表示の改善にはこの「おすすめ出品の要件」を満たす必要があります。
製品コードが登録されていることによるカートボックス喪失の要因
それでは、今回の本題である「製品コード登録」によるカートボックス喪失について解説をしていきます。
製品コードが登録されていることによりカートボックスが喪失する要因は「競争力のある価格を設定する」という部分が関係してきます。
Amazonでは、Amazonサイト内だけでなく、他のECサイト・ECモールも含めた商品価格をシステム検知するような仕様があります。
競争力のある価格とは
競争力のある価格とは、Amazon以外の大手小売サイトと比較した商品の最低価格です。
Amazonストア内の他の出品者の価格は含まれません。
競争力のある価格とみなされるには、販売価格+配送料を競争力のある価格以下に設定する必要があります。
すなわち、Amazonで販売するうえでAmazon以外の大手小売サイトの販売価格よりも低く設定する必要があるということになります。
Amazon以外の大手小売サイトとは「楽天、Yahoo、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ」などの他、製品コードで検索をかけた際に検索結果に表示される同一商品の全てが対象と思われます。
上記より、例えばAmazon内で¥1,000が最安出品である商品が他ECサイトで¥900で出品されていた場合は、他サイトの方が最安となるためAmazon内でカートが表示されない状態となってしまう可能性があるということです。
そのため、「Amazon商品ページ内の製品コード登録有無」と「他サイトでの出品状況」がAmazonのカートボックス取得における重要ポイントと言えます。
製品コードを利用した他ECサイト出品状況の確認方法
Amazonサイト上で製品コードを確認いただけたら、次はAmazon以外の他ECサイトでの出品状況を確認します。
こちらはシンプルに該当の製品コードをGoogleなどの検索エンジンで検索することで確認可能です。
楽天やアスクル、Yahoo、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどにも出品されている場合も価格が検知されている可能性があります。
また、1社のみで販売している場合は各サイトの価格統制が容易と思われますが、卸先や転売業者の出品がある場合には各社に価格設定を見直していただく必要があるため注意が必要です。
(最新)その他の要因
これまでは製品コード登録を原因としたカートボックス非表示の事象について解説いたしましたが、Amazonのシステムは日々更新されております。
最近では異なる製品コードであっても、近しいタイトル(商品名)であることを理由に同一商品であるとシステムが判断した結果、他サイトの商品とAmazonで出品している商品が紐付けられていたケースもあったと弊社コンサルタントより報告が挙がっております。
例)「Amazon限定サンプルセット商品A」と「他ECサイトで出品しているサンプル無し商品B」が紐づけられてしまうなど。
こちらはAmazonから公表されている情報ではありませんが、タイトルの使い回しなどは極力されないことをおすすめいたします。
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。