课程内容概述
ECからBtoBを採用したのは、ECが迅速な回転と在庫の最小化を重視する一方で、実店舗では商品の入れ替えが店舗改装や新規店舗オープンのタイミングに限られるため、注文が遅れることで在庫管理に課題が生じたからです。また、BtoBでは人間のコミュニケーションが重要で、商品の提案や情報共有が不可欠ですが、カタログは長期間使用されるため、時期に応じた情報提供が困難です。10万SKUを管理する際は、売れない商品を適宜削除することや、正確なシステムオペレーションが重要です。JANコードだけでは商品を特定できないため、自社コードで管理し、検品とバーコード貼付機能を導入しています。システム管理は効果的で、ECでは特にメリットが大きく、情報の可視化により、スタッフの業務が容易になっています。ただし、どんなにシステム化が進んでも、人間と人間のコミュニケーションは重要であり、現場スタッフは粘り強いコミュニケーションに努めています。
今回ゲスト、株式会社rainboww 朱 静儀 氏は、2016年に上海でレンタルファッション事業を起業後、2019年に新たに株式会社rainbowwを設立。日中のメリットを活かした組織体制でEC運営されていらっしゃいます。
前回に続き、朱氏に『オムニチャネル』についてお伺いしました!